古来より薔薇は女性ホルモン調節機能や抗菌効果、抗ストレス効果を初め、様々な研究報告がされてきました。
その中で近年、女性アスリート増加により、多くの競技種目で女性が活躍されている現状があります。
しかし、女性特有の生理現象により、月経周辺期の不快感はパフォーマンスに影響すると言われています。
女性アスリートの競技力向上のためには、身体特性を理解しうまく付き合っていくことが大切であると考えられます。
以上のことから、大妻女子大学臨床栄養管理学研究室との共同研究を行い、 食用薔薇「さ姫」をスポーツ現場に活用するための先行研究を行い、アスリートの月経状況調査と、 月経周辺期の不快症状に「さ姫」の及ぼす効果を検討しました。
※大妻女子大学との共同研究では、他にも下記の研究を行い、「さ姫」の効果や特徴を活かした商品化への検討を実施しました。
○食用薔薇「さ姫」を活用した氷・アイスクリームの癒し効果の検討
大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻 井上菜奈、大友れん
○食用薔薇「さ姫」の芳香性と深紅色の特徴を生かしたスイーツ開発
大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻 伊井恭子、大塚美咲