住所:島根県大田市大田町大田ハ271-2
お客様の声
一宮酒造 様
一宮酒造 杜氏 浅野理可さんへのインタビュー映像
奥出雲薔薇園との出会い
日本酒と薔薇のコラボレーションで新たなチャレンジ
奥出雲薔薇園の福間社長さんが、食用の薔薇「さ姫」という品種を開発されたときに、 日本酒と薔薇のコラボレーションで、薔薇を使った新しいお酒を作れないか、という相談をしていただきました。
今までに全く前例もありませんし、どういうお酒ができるかも全然わからなかったので、薔薇の使い方とか、いろんな試行錯誤を重ねながら、長い年月をかけてやっとできたお酒が「薔薇酒」です。
薔薇を使った製品の感想はどうですか?
テレビに取り上げられた事で予想以上の反響!
今まで日本酒といえば、割と年配の方が飲むもの、というイメージがある中で、 このお酒は、日本酒と薔薇のコラボレーションということで、これまで弊社にあった従来の日本酒とは全く違って、アルコール度数も低く、とても甘酸っぱいのが特徴の日本酒となっています。
若い女性の方とか、今まで日本酒にあまり興味を持たれてなかった新しい層の方から、すごく興味を持ってもらえたのが、一番新しい変化だったと思います。
また、その発売直後に、日本酒と薔薇という異業種のコラボという、これまでになかった取組のため、全国ネットのテレビ番組で取り上げていただいたこともあります。
一時はサーバーがダウンするくらいの反響があり対応に追われる数日でした。
ありがたいことにその放映によって、今までと全く違うターゲット層の方に、酒蔵に目を向けていただけるようになったというのが、一番大きな変化ですね。
差別化について
若い世代へ日本酒の良さを知ってもらうための取組
その当時、日本酒は若い20代の方や、女性の方が日本酒を飲む機会がめっきり減ってしまったり、年配の方もあまり日本酒を飲まなくなったりと日本酒離れが進んでいました。
消費量がすごく減ってしまっている中で、 今まで日本酒を飲まれなかった層の方にも飲んでもらえるようなお酒はないか、ということで、これまでずっと商品開発してきました。
その中で、この薔薇のお酒は、低アルコールで飲みやすく、甘酸っぱいっということが好評で、弊社の通常タイプの日本酒とは違って、今まであまり日本酒に馴染みのなかった若い女性の方や、20代の方にも手にとっていただけるようになりました。
また、薔薇「さ姫」の綺麗な赤色と、香りが好評で、海外からも需要が増えてきています。
中国、香港、台湾を中心に、輸出も増えてきており、ヨーロッパの日本酒ブームの追い風もあって、現在日本酒への関心も高まり需要が伸びてはいます。
そして、日本酒とともに、「さ姫」の薔薇酒も好評で、需要が伸びています。
弊社には、今まで全くなかった商品でしたので、その辺でも差別化がはかれた商品かなと思います。
お客さんの感想
えっ、これは日本酒なの?
お客様には、これは日本酒と薔薇のコラボのお酒です、と説明させていただいて飲んで頂くんですけれど、まずは一口飲まれて、 「えっ、これは日本酒なの?」 と、まず一番最初によく言われます。
また、ロゼワインのような香りがあるので、 「ワインのようなお酒だね」 と言われることが一番多い感想です。
また、新しく薔薇「さ姫」を使用したスパークリングワインも開発しましたので、そちらもその場を盛り上げてくれるお酒になるんじゃないかな、と思います。
今、東京のデパートで、ギフト用に使っていただいておりますが、女性へのプレゼント用として好評だと聞いています。
今後の取組
薔薇酒をきっかけに日本酒の美味しさを知ってもらえれば!
薔薇といえば、男性の方は、女性の方へのプレゼントとして最適だと思いますので、ぜひ使っていただければと思います。
この薔薇のお酒は、ワインのようにすいすい飲みやすいお酒で、色もとても綺麗でオシャレですので、 女子会など、食前酒やデザート酒として、場を盛り上げるような華やかな感じで使っていただけたらうれしいな、と思っています。
これまで、日本酒にあまり興味がなかった方もたくさんおられるかと思いますが、 アルコール度数も低いですし、この薔薇のお酒をきっかけにして、興味を持ってもらって、日本酒の需要にも繋がっていけば嬉しいな、と思います。