住所：島根県大田市温泉津町温泉津
お客様の声
震湯カフェ内蔵之丞（くらのじょう） 様
薬師湯内カフェ蔵之丞 内藤様へのインタビュー映像
奥出雲薔薇園との出会い
インターネットで見つけた本物のエッセンシャルオイル
私はオーストラリアに長くいまして、オーストラリアは自然環境が良いので、非常に素晴らしいエッセンシャルオイルをつくっている国なんですが、その中で、薔薇のいいオイルには出会ったことがなかったので、インターネットで調べている時に、福間さんの奥出雲薔薇園さんにたどり着きました。
日本に帰って来た時に、奥出雲薔薇園さんに伺いまして、本物のエッセンシャルオイルを見せていただいて、それが出会いのきっかけです。
薔薇のエッセンシャルオイルが貴重だということはわかってはいたんですが、改めて、香りと色合いが素晴らしいと思いましたね。
その時はそれで終わったのですけれども、どのように薔薇を育てておられるのかにはとても興味がありました。
その後12～13年たって、島根に戻って温泉を経営するようになった時に、温泉だけではなく、「食」も大切だと気づきました。
そこで、地域の食材を使って皆様に楽しんでいただけるものは、ということで、ふと気がついたのが、あの時の奥出雲薔薇園さんでした。
カフェ内蔵丞メニューへのこだわり
カフェ内蔵丞メニューへのこだわり
カフェのメニューは、自分たちのオリジナルであり、オンリーワンであることにこだわっています。
食材として貴重品であるということと、自ら栽培地に訪れて、栽培時のご苦労を伺ったりして、ホンモノであることを確認し、きちんとしたものをお客様へお届けする、地元のいいものを皆様へお伝えすることで、地域でご努力されている方々の情報発信基地になればいいな、という想いもあります。
良いものをきっちり出すこと。
オンリーワンの食材にこだわったメニューをお出しすること。
きちんとしたブランド構築をすることで、地域の価値をお客様に楽しんでいただくために「震湯カフェ内蔵之丞」では、メニューを２つ開発しました。
ひとつは、歴史的、オンリーワン、ユニークということで、私どもの家に銀山の歴史とともに伝わる汁かけごはんがあるのですが、それに温泉卵と温泉水を使った野菜蒸しとをセットにして、「温泉津の奉行飯」というメニューがひとつあります。
もうひとつは、温泉はあったまった後にスパイシーなものを食べると良いということを知り、カレーを作りました。カレーは、日本人は皆さん好きですし、手づくりでつくるようにしています。 やはりこだわっているのは、地元の食材ということです。
例えば、私どもの使っているシイタケは地元の方のシイタケで、シイタケのコンクールで金賞を取られたということを聞いて、うれしかったですね。
デザートとしては、私どもならではということで、雑穀と豆乳を使った雑穀プリンと、その上に乗せてる小豆は、出雲のぜんざいの昔からのはちみつをつかった製法で煮たものを使ったりと、こだわったメニューにしています。
飲み物では、最近は夏が本当に暑いので、かき氷を食べたいという方もたくさんいらっしゃるんですけれども、かき氷の代わりに、アイスコーヒーやオレンジジュースを例えば、オレンジジュースの氷をオレンジジュースそのものを使って氷にしたり、アイスコーヒーを作るために、コーヒーを立てて、アイスコーヒーをつくったりとか、本物が何かということを追求しながらメニューを考えてます。
そして、地域の女性が摘んだ、健康茶などをお出しすることで、温泉施設全体を使った心身のバランス、ということをテーマでもメニューを考えています。
奥出雲薔薇園の感想
福間さんの心から薔薇を大切に育てておられる姿に心打たれました
オーストラリアにいた時からオーガニックでの栽培を目の当たりにしていたので、福間さんの栽培地へお邪魔した時は、ビンビン感じるものがありまして、これはいい！と思ったんですよね。
福間さんは薔薇の花を干されるにしても、安易に乾燥機を使われるんじゃなく、きれいに竹で編まれた平たい器に、きれいに洗った薔薇の花弁を、自然の空気の澄んだ場所で、サンサンたる太陽を浴びせながら乾燥させているんですよ。
あれは本当に薔薇を大切に育て上げられた栽培者の、最後の努力だな、と思って、非常に心を打たれましたね。
あのように大切に育てられている方の食材を扱わせていただけるなら、こちらも心からお伝えして、来られる方に楽しんでいただいて、ここの震湯カフェ内蔵丞を起点に、またいろんなところに広がっていってくれたらうれしいなという、地元の人間としての想いもあります。
安心して使える食材、というのは素晴らしいですね。
私どもはカフェですので、奥出雲薔薇園さんの薔薇を使ったシフォンケーキや、サンサンと日を浴びて出来上がった100％の薔薇茶がありますが、他から買ってくると私は安心してお客様に出せないんですけれども、あの福間さんの薔薇の花を干しておられた光景をみていると、安心して出せます。
それから、入浴後や、夏に冷たい飲み物を飲みたいという時のための、薔薇スパークリングですね。
それを普通に出すだけではなくて、私どもは福間さんのあのイメージで、福間さんの商品がどうすればもっと魅力的に見えるか、ということを考えて作ったのがあの薔薇のスパークリングです。 あれは福間さんにも喜んでいただけました。
薔薇のメニューに対するお客様の感想
お客様はまず「はぁ～」って言われますよ
薔薇のスパークリングは、本当にきれいで、お客様はまず「はぁ～」と言われますね。
写真は載せていますけれども、実物が来たときはすごい反応で、「きれいねー」「いいねー」と言われます。
薔薇のシフォンケーキは、どちらかと言うと地味なんですけれども一口いれた時の薔薇の香りの上品さは、福間さんの薔薇ならではですので、それは喜ばれますね。
薔薇茶に関しては男性も女性もお好きで、お茶はガラスのポットに入れて、あの薔薇の素晴らしさを最大限お伝えできるように、目で見て楽しむあの良さを感じていただけるようにしてお出ししていますので、お客様も非常に喜んでいただいて、「こんなにおいしいと思わなかった」「上品ですね」と、言っていただけます。
薔薇茶を飲む方は、いつもにこにこしながら匂ってみたり、色をみたり、幸せそうに飲まれます。
薔薇にあまり興味ない方でも、評判を聞いてこられたり、メニューをみられて、これは地元のものだし、ということで、何気なく注文された方も、皆さんに本当に喜んでいただいてます。
幸せ感に浸っていただくことが本来のこのカフェの目的でもありますので、それがまた楽しい想い出につながれば、うれしいです。
福間さんから伺ったことですけれど、私たちはいつも福間さんのことをお伝えしているのですが、すると、このカフェで福間さんの話を初めて聞いて、薔薇園を見に行かれた方もおられるということを聞き、そういう輪が広がっていくのはうれしいいです。
震湯カフェ内蔵之丞のご紹介
大正ロマンの木造洋館(薬師湯 旧館)温泉津に現存する温泉施設として最古で、建築学的にも貴重な建物といわれる薬師湯の旧館をカフェにしました。
大正ロマンと昭和のレトロな風情があふれる新旧の薬師湯(湯元）は、観光客を魅了し、撮影スポットにもなっています。
向かって右側のギャラリーは昔、女湯で、左側の重厚な家具調度品が好評のカフェ･内蔵丞は、男湯の更衣室でした
屋根から突き出した湯気だし塔や装飾棟を始め、ステンドグラスや軒下のアーチの細工などが珍しく見事です。
まるでタイムスリップしてきたかのような空間。重厚な雰囲気とアンティークな調度品 震湯ギャラリー。
町営バスの運転手だった森さんが、温泉津の海岸でご自身で集めた流木で作った額で展示しています。
歴史的な建物と内藤家に伝わってきた家具調度品などに囲まれて、ゆったりと過ごされませんか。
きっと日常のお疲れを癒やしていただけるのではないかと思います。
明かりが灯るとまた違う世界 お食事。内蔵丞では、他では味わえない大正ロマンそのものの空間を味わっていただきながら、皆様に「美味しい！」と喜んでいただけるお食事・本格イタリアンコーヒー等を ご準備しております。
また、お客様の心を和ます笑顔で対応しております。
皆様のお越しをスッタフ一同心よりお待ち申し上げております。
目玉は、温泉津の奉行飯(商標登録）です。こちらは、石見銀山・世界遺産にまつわる内藤家に口伝で伝わってきた食事です。
それに季節の野菜を薬師湯の源泉で蒸す「野菜蒸し」、温泉卵など、いずれも薬師湯ならではのメニューの数々です。 その他にもメニューがございます。 アレルギーのある方・苦手な具材が入っている方は、お気軽にスタッフまでお知らせください。
営業時間 営業時間：11:00~17:00（ラストオーダー16:30）
定休日：木曜日（年末年始※要問合せ）
電話番号：0855-65-4126
温泉津温泉 薬師湯のご紹介
薬師湯は、温泉津にある世界遺産の温泉で、日本温泉協会の天然温泉の審査で最高評価の「オール5」を受けた100％本物のかけ流し湯温泉です。自然湧出で源泉脇。しびれるような心地良い「生の温泉」は、体を芯から温めてくれ、免疫力アップや未病対策に好評です。オール5は山陰では薬師湯だけです。(2011年１月時点）
「五感で感じる至福の湯」の薬師湯は、薬効豊な温泉と共に、屋上のガーデンテラスから町並みの眺望や緑豊な山々や小鳥のさえずりなど、自然浴をお楽しみいただいています。
このカフェの前の路地から木造洋館を撮影するのが、温泉街の中のベストスポットとなっています。このノスタルジーに溢れる町並みを目と肌で感じて下さい。
